Nolan D. McCaskill

[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、南部テキサス州の共和党上院議員予備選決選投票で、ベテランの現職ジョン・コーニン氏に挑む保守強硬派で同州司法長官のケン・パクストン氏を支持すると表明した。

3月に行われた候補者3人による予備選は、いずれの候補も50%を超える得票率に達しなかったため、得票率上位2人となったコーニン氏とパクストン氏が26日に実施される決選投票に進んだ。

トランプ氏は「ケン(パクストン氏)は真のMAGA(米国第一主義運動)派戦士であり、常にテキサスのために尽くしてきた。そして上院においてもそれを継続するだろう」と述べた。

決選投票の勝者は、民主党の新星として注目を集めているジェームズ・タラリコ州下院議員と、11月の議会中間選挙で対決することになる。

ただパクストン氏は、最終的に否決されたものの州議会で職権乱用や汚職疑惑を理由に弾劾されたことがあり、証券詐欺で起訴された過去や、泥沼の離婚裁判に直面するなどさまざまな問題を抱えているため、共和党内からも民主党候補に勝てるかどうか危ぶむ声が出ている。

コーニン氏は、共和党候補にパクストン氏が指名されればテキサス州が民主党に有利な状況になると主張し、トランプ氏がパクストン氏を支持したとしても、最終的な決定は有権者に委ねられていると強調。「今こそテキサスの共和党有権者が決める時だ。11月にタラリコ氏を破り、共和党の全候補者を助ける強い候補者を望むのか、それともわれわれが大切にしているもの全てを危険にさらす弱い候補者を望むのか。私はテキサスの共和党有権者を信じている」と訴えた。

パクストン氏はコーニン氏が恐怖を煽っていると非難し、予備選に勝利すれば州司法長官としての実績が11月の本選での勝利に役立つと確信していると述べた。

コーニン氏は一般的に本選ではより強い候補者と見なされているが、2023年に「共和党には実際に勝てる候補者が必要だ」といった発言をしたことなどでトランプ氏を激怒させていた。

トランプ氏は19日に自身のSNSに、コーニン氏はともにうまく仕事をした「善良な人物」ではあるが、24年の大統領選で支持を表明するのが遅かったと書き込んだ。

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