Sam Li Lewis Jackson
[北京 18日 ロイター] - 中国の4月の原油処理量は2022年8月以来の低水準に落ち込んだ。国家統計局が18日に発表した。イラン戦争の影響で製油所稼働が抑制された。
国家統計局によると、製油所の原油処理量は前年同月比5.8%減の5465万トン(日量約1330万バレル)だった。
1―4月の処理量は前年同期比0.5%減の2億3895万トン(日量1454万バレル)。
コンサルティング会社オイルケムによると、中国の製油所の平均稼働率は4月に63.59%に低下し、前年同期比で4.7%ポイント、前月比で5.13%ポイントそれぞれ低下した。
稼働率の低下は原油精製マージンがマイナスとなったことを受けたもの。政府は小規模製油所に燃料生産の維持を求めているものの、独立系製油所は5月にさらに稼働を引き下げる見通しだ。
稼働率は低下したものの、製油所はガソリンと軽油の生産比率を引き上げた。オイルケムはリポートで、原油高による需要減退と相まって、ガソリンと軽油の在庫が積み上がったと指摘した。
調査会社ボルテクサによると、中国の陸上在庫水準は1700万バレル増加した。
データによると、4月の国内原油生産量は1794万トン(日量437万バレル)で、前年同月比1.2%増加した。
1―4月の原油生産量は7274万トン(日量443万バレル)で、前年同期比0.5%の減少。
4月の天然ガス生産量は1.9%増の219億立方メートル、1―4月は前年同期比2.7%増の900億立方メートルとなった。