[北京 15日 ロイター] - トランプ米大統領の訪中に同行した航空機大手ボーイングのケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)とエンジンを手がけるGEエアロスペースのラリー・カルプCEOは15日、中国国家発展改革委員会(発改委)の幹部とそれぞれ面会した。トランプ氏は中国の習近平国家主席との首脳会談後、中国がボーイング製の航空機200機の発注に合意したと表明していた。
ボーイングに発注するとされる規模は市場が見込んでいた約500機には届かなかったものの、GEエアロスペースと共に今回の取引で恩恵を受けるとみられる。トランプ氏は大統領専用機内で記者団に、中国がGEエアロスペース製エンジンを400─450基購入することで合意していると説明したが、スケジュールなど詳細は明らかにしなかった。
両CEOとの面会後に発改委が出した発表文では、航空機関連の取引への言及はなかった。発改委の幹部はボーイングと中国企業との関係の緊密化を歓迎するほか、GEエアロスペースが中国への投資を拡大することを期待すると話したという。
中国が米企業の民間航空機を購入するのは約10年ぶりとされる。サプライチェーンコンサルティング会社のタイダルウェーブ・ソリューションズ幹部は、首脳会談後に行われるこうした面会では、首脳レベルの発表についての規制当局の承認や納入計画などが具体化する場合が多いとし、「取引に関する詳細情報が出ないのは意外だ」と指摘した。