Anna Pruchnicka
[15日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ロシアはウクライナとの戦争に隣国ベラルーシをさらに引き込もうとしているとの認識を示し、ベラルーシ領内からウクライナ北部、または北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対する攻撃を検討している可能性があると述べた。
ゼレンスキー大統領はこの日、軍と情報機関の高官らとの会合を開催。会合後「ロシアがベラルーシをウクライナに対する戦争にさらに引き込もうと試みていることが確認されている」とし、「新たな侵略作戦」への参加を促すためにロシアがベラルーシのルカシェンコ大統領に接触していることをウクライナは把握していると対話アプリ「テレグラム」に投稿した。
その上で「ロシアはベラルーシ領の南方と北方での作戦計画を検討している。これは、ウクライナのチェルニヒウ、キーウ方面、もしくはNATO加盟国の一国に対するベラルーシ領からの直接的な攻撃の可能性を意味する」と投稿。ただ、詳細には言及しなかった。
ゼレンスキー氏の発言にロシアとベラルーシは今のところ反応していない。
ベラルーシは南側でウクライナと国境を接しているほか、北側と西側でNATO加盟国のポーランド、リトアニア、ラトビアと国境を接している。