Trevor Hunnicutt

[15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)向け半導体「H200」の納入を中国が承認していないことを事実上認め、中国が自国開発を目指していることが理由との見方を示した。

関係筋によると、米政府はH200について、中国企業約10社への販売を許可したが、納入は実現していない。

トランプ氏は大統領専用機エアフォースワン内で記者団に対し、「中国がそうしないことを選んだからだ。自国で開発しようとしているからだ」と述べた。

米​通商代表‌部(USTR)のグリア代​表はH200の輸入を認めるかどうかは中国の「主権に基づく決定だ」と指摘した。ブルームバーグTVのインタビューで、北京での中国当局者との会談において、米国の半導体輸出規制は主要な議題ではなかったと述べた。

トランプ氏はまた、習近平中国国家主席との首脳会談で、AIとその安全性に関する協力の可能性について協議したことも明らかにした。

「われわれは大きくリードしているが、中国は2番手で非常に強い。(潜在的なAIの脅威を抑えるための)ガードレールについて、共同で取り組む可能性を話し合った」と述べたが、詳細には触れなかった。

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