Yurii Kovalenko Olena Harmash
[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ロシア軍による今年最大規模の空爆で破壊された集合住宅を訪れ、ロシアは罰せられるべきだと訴えた。
ゼレンスキー氏はドニプロ川左岸にあるキーウのダルニツキー地区の被災現場を訪れて献花し、救助隊員と言葉を交わした。同集合住宅はロシアのミサイル攻撃を受け、子ども3人を含む24人が死亡した。
同氏は「ロシアはミサイルで建物の一区画をほぼ完全に破壊した」と述べた。ロシアは人の命と希望を意図的に破壊し、罰を逃れようとしているとし、このような国を普通の国として扱ってはならず、圧力が必要だと強調した。その上でウクライナの防空能力強化を支援するよう関係国に改めて呼びかけた。
<キーウで服喪の日>
キーウ当局は15日を犠牲者追悼の服喪の日とすると発表し、人口300万人の同市全域で国旗が半旗で掲げられた。娯楽関連の催しは全て中止または延期された。
内務省によると、集合住宅での捜索・救助活動は28時間以上に及び、数百人の救助隊員が3000立方メートルのがれきを調べた。負傷者は約50人に上った。市当局によると、がれきの中から24人の遺体が収容され、約30人が救出された。
ゼレンスキー氏は、初期分析によると、最近製造されたロシアのKh−101巡航ミサイルが建物に命中したと述べている。