Kentaro Sugiyama
[東京 15日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 158.60/158.62 1.1632/1.1633 184.50/184.51
午前9時現在 158.38/158.39 1.1661/1.1663 184.70/184.71
NY午後5時 158.37/158.39 1.1668/1.1671 184.80/184.87
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の158円半ば。米金利の上昇を背景に朝方からじり高となったが、2週間ぶりの高値水準で推移する中、日本の通貨当局による為替介入や瞬間的な急落の記憶も新しく、158円半ばからは上値追いに慎重になった。
朝方のドルは158円前半を中心にもみ合っていたが、アジア時間に米金利が上昇すると、徐々に買いが優勢となった。米10年国債利回りが4.5%台に乗せる中、ドル/円も一時158.59円まで上昇した。
午後はしばらく方向感に乏しい展開が続いたが、午後2時過ぎに原油先物価格が上昇するとドル買いも強まり、158.65円まで上値を伸ばした。
このところドル/円相場では瞬間的に急落する動きが頻繁にみられている。大和証券の上田晃裕シニアストラテジストは「米中首脳会談に絡み、中東情勢の進展への淡い期待があったが、具体的な材料は見られず、やや失望感からドル買いにつながっている可能性がある」と指摘。一方、高値警戒感が強い中で、為替介入も意識せざるを得ないという。
朝方に日銀が発表した4月の国内企業物価指数は、前月比2.3%上昇と、3月から伸びを大幅に拡大した。相場の反応は限定的だったが、日銀が物価上振れリスクへの警戒を一段と高める可能性がある。市場からは「日銀が6月の金融政策決定会合で利上げに踏み切る可能性は高まっている」(SBI新生銀行の森翔太郎シニアエコノミスト)との見方も出ている。