──ダンカン役は、競争の末に勝ち取ったそうだが、それほど重要だと考えた訳は?

これまでの仕事は全て自力でつかみ取ってきたものばかりで、向こうから転がり込んできた役は一つもない。

グラッツァーは、今の世代で最も深みのある脚本家の1人だ。彼が手がけた『ベター・コール・ソウル』や『メディア王~華麗なる一族~』、それに本作を見れば分かる。

──自分にとって代表作になると感じている?

キャリアの集大成と感じている。これで駄目なら、演技はもうやめたほうがいいかもしれない(笑)。20年間、この業界で仕事をしているが、テレビ作品の主役は今回が初めてだ。共演者のサラ・ゴールドバーグやザック・ガリフィアナキスに肩を並べる演技ができると願うしかない。

──そんな不安は消えない?

もし消えたら、つまらない俳優になる。不安はむしろ望むところだ。

僕はブルーカラー出身で、最初から何の保証もされていない。今でも、地下鉄に乗ってオーディションに向かっていた頃と同じ気持ちだ。

ドラマ『ジ・オーダシティ(THE AUDACITY)』予告編動画
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