[ロンドン 14日 ロイター] - 英右派政党「リフォームUK」のナイジェル・ファラージ党首(下院議員)は14日公開された英大衆紙ザ・サンの動画インタビューで、申告していなかった500万ポンドの寄付について「英国の欧州連合(EU)離脱に向けた運動への報酬」だったと語った。

500万ポンドの寄付は、暗号資産(仮想通貨)で財をなしたタイのクリストファー・ハーボーン氏から受けた。ファラージ氏は2024年の総選挙に立候補した際にも申告していなかった。英議会基準委員会はファラージ氏が行動規範に違反したかどうかの調査を進めている。

調査の結果、ファラージ氏が重大な違反を犯したと認定された場合には下院議員資格を一定期間停止される可能性がある。10日以上の資格停止となれば、ファラージ氏の議席を巡って再選挙請求が提起され、補欠選挙への出馬を余儀なくされる可能性もある。

ファラージ氏は議会の調査について「全く気にしていない」とし、「これは完全に無条件に私に提供されたもので、率直に言って27年間にわたるEU離脱に向けた運動への報酬として贈られた」と語った。

リフォームUKは議会基準委員会と協議中だとし、規則への違反はなかったと主張していた。

リフォームUKは昨年以来、あらゆる世論調査で支持政党の首位を維持している。先週の統一地方選で大勝し、29年の総選挙後にファラージ氏が次期首相になる可能性も浮上している。このため、リフォームUKの資金源に対する監視が強化されている。

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