[14日 ロイター] - イラン当局が14日、アラブ首長国連邦(UAE)沖で船舶を拿捕し、イラン領海に向かっているとの報道があった。

13日には、アフリカからUAEへ家畜を輸送していたインドの貨物船がオマーン沖の海域で沈没。英国の海上警備コンサルティング会社ヴァンガードによると、同船はミサイルかドローンによる攻撃を受け、爆発したとみられる。インドはこの攻撃を非難し、乗組員14人全員がオマーン沿岸警備隊によって救助されたと発表した。

さらに、英国海事貿易機関(UKMTO)は、UAEのフジャイラ港沖に停泊中の船舶に「許可されていない人員」が乗り込み、イランに向けて操船していたと報告した。ヴァンガードは、同社の警備担当者から「停泊中にイラン人によって船舶が占拠された」との報告があったと述べた。

フジャイラは、ホルムズ海峡のすぐ外側、オマーン湾に面したUAE唯一の石油港であり、この港を利用することで、貨物輸送のボトルネックを回避できる。イランは先週発表した、自国の支配下にあると主張する海域を拡大した地図に、この沿岸部を含めた。

しかしイランは、同国の要求を受け入れることを条件に、一部の船舶の海峡通過を許可するよう、各国とより多くの合意を結んでいるようだ。

イランのファルス通信はこの日、一部の中国船の通過を認める合意が成立したと報じた。

イラン革命防衛隊は、13日の夜以降に30隻の船舶が海峡を通過したと発表した。これは戦争前の1日平均140隻には遠く及ばないものの、事実であれば大幅な増加となる。

海運分析会社Kplerによると、過去24時間で海峡を通過した船舶は約10隻で、ここ数週間の1日あたりの通過数である5─7隻を上回った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。