[東京 13日 ロイター] - 大日本印刷は13日、決済カード製造などを手掛けるオーストリアカード を、株式公開買い付け(TOB)を通じて買収し、子会社化すると発表した。1株当たり10.0ユーロで買い付け、取得価額は最大で約677億円となる。
TOB期間は、6月中旬を開始日として7月上旬から8月下旬まで。買収は2027年3月期第2・四半期中に完了予定で、27年3月期通期の連結業績に与える影響は軽微だとしている。
オーストリアカードは、欧州・アフリカ・北米で決済ICカードやIDカード製造事業を展開する上場企業。大日本印刷を中心とするDNPグループは3月公表の新中期経営計画(2026─2028年度)で情報セキュア関連を注力事業に位置付けており、新興国の有望市場への投資を成長戦略に掲げている。