だが残念ながら、チェルシーが5連敗(しかもただの1点も取れずに)を喫した後、彼は就任からわずか3カ月で解任された。
実を言うと僕は彼の監督就任についての記事を書きかけていたのだが、後で仕上げようと脇に置いておき……その間に彼は外されてしまった。
「さらに広めのサッカー界隈」は、上記のような理由に加えて、ロシニアーが黒人であるという理由からも、彼の成功を望んでいた。これはやや奇妙な話でもある。
リーグの20チーム中で黒人監督は彼を含めて2人、つまり理論上は(その短い期間だけだったが)10%に相当することになり、これはイギリスにおける黒人人口の割合よりはるかに高いからだ。
一方で、プレミアリーグの選手の約40%は黒人であり、監督まで行く人がなぜこんなに少ないのかと言われている。
もちろん、ある分野で過剰に見られる傾向が、全ての分野で同じように当てはまるとは限らない。むしろもっと切実な問題は、なぜ南アジア系のイギリス人選手がこれほど少ないのかという点かもしれない。
それでも、イギリスのサッカー界で長年にわたり、どのリーグにおいても黒人監督が極めて少なかったことは、やはり際立っている。