[パリ 12日 ロイター] - フランスのリスト保健相は12日、クルーズ船「MVホンディウス」で発生したハンタウイルスの集団感染について、ウイルスが変異した可能性があるかどうかは不明だが、当局は「どちらかと言えば安心している」と述べた。

リスト氏は議会で「このウイルスについてはまだ分かっていないことがある」と述べた上で、「完全な塩基配列解析が得られておらず断言はできないが、これまでのところはまだ変異していないとみて、どちらかと言えば安心している」と述べた。

保健省は追加のコメント要請に応じなかった。

その後、パスツール研究所の疫学者オリビエ・シュワルツ氏が、リスト氏が主催した記者会見で、「これまでのところ、今回の集団感染から2つのウイルスの塩基配列が解読されている。一つはスイスのチューリヒで確認されたもので、これが最初の症例となった」と説明。

また、「パスツール研究所では別の配列が得られており、チューリヒで得られたものと酷似している。変異株のリスクは存在するが、現時点でそれを示す根拠はない」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。