[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場でニデックが7営業日ぶりに反落し、一時、ストップ安水準の2329円まで下落した。同社のモーター部品などで品質不正の疑いがあると報じられ、嫌気されている。足元は14%超安の2420円台。
日経によると、設計変更や検査データ改ざんなどの不正が1000件超に及ぶ見通し。ニデックは報道を受けて、一部製品について不適切行為の疑いが判明していることは事実だが、現時点で直ちに製品機能や安全性に影響する事象は確認されていないとのコメントを発表した。
ニデックは会計不正がすでに明らかになっており、昨年10月に東京証券取引所から特別注意銘柄に指定された。4月には第三者委員会の最終報告書を公表していた。市場では「報告書の公表で、いったんは落ち着いたと捉えられていただけに失望感が広がっている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれる。業績への影響が不透明であるため、当面は下値を探る展開になりそうだという。