Tetsushi Kajimoto

[東京 13日 ロイター] - [東京 13日 ロイター] - 財務省が13日に発表した国際収支状況速報によると、3月の経常収支は4兆6815億円の黒字だった。黒字幅は前年同月から1兆0562億円増えて過去最大。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は3兆5487億円程度の黒字だった。2025年度1年間の経常収支も最大の黒字幅で、34兆5218億円だった。

3月の内訳をみると、貿易・サービス収支は前年同月から12億円増え、5728億円の黒字だった。うち貿易収支は8305億円の黒字で、サービス収支の2578億円の赤字を相殺した。

2000年ごろから経常収支の稼ぎ頭になった「第1次所得収支」は、4兆6307億円の黒字だった。前年同月から7981億円増加した。海外子会社からの配当や、直接投資、証券投資のリターンなどの収入が増え、経常黒字幅の拡大に寄与した。第2次所得収支は5220億円の赤字だった。前年同月から赤字幅が2569億円縮小した。

同時に発表した25年度の経常収支は、34兆5218億円の黒字だった。前年度から4兆4902億円増加した。アジア向けに半導体など電子部品の輸出が伸び、貿易収支が黒字化した。

*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

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