Daniel Trotta
[12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、イラン戦争の終結に向けた交渉を進める中で、米国民の経済的苦境は自身の意思決定に影響しないと述べ、イランの核兵器取得を阻止することが最優先事項だと表明した。
米国民の経済状況がどの程度、合意成立に向けた動機となっているかとの記者の質問に対し、トランプ氏は「全くなっていない」と答えた。
トランプ氏は中国に向けてホワイトハウスを出発する前に「イランに関して重要なのはただ一つ、核兵器を持たせないということだ」と述べた。「米国民の経済状況のことは考えない。誰のことも考えない。考えるのは一つだけだ。イランに核兵器を持たせてはならない。それが全てだ。それだけが私を動かしている」と語った。
大統領の発言について説明を求められたホワイトハウスのスティーブン・チャン広報部長は、トランプ氏の「最終的な責務は米国民の安全と安心だ。イランに核兵器を持たせてはならない。もし行動を起こさなければ、イランは核兵器を手にしていたはずであり、それは全ての米国民への脅威だ」と述べた。
共和党では、戦争による経済的打撃が同党への反発を招き、11月の中間選挙で議会多数派を失う恐れがあるとの懸念が広がっている。