Nolan D. McCaskill
[ワシントン 11日 ロイター] - 米下院民主党トップのジェフリーズ院内総務は11日、同党議員に宛てた書簡で、11月の中間選挙で下院多数派を奪還すると宣言するとともに、2028年大統領選に向けて選挙区割りを巡る争いを制して共和党を「葬る」と表明した。
選挙区割りを巡る攻防は、黒人多数派選挙区の保護を骨抜きにした連邦最高裁の判決と、南部バージニア州での民主党支持の区割りを覆した州最高裁の判決という2つの司法判断によって、現時点では共和党が決定的な優位に立っている。
下院は現在、共和党が217対212の僅差で多数派となっており、無所属1人が共和党と会派を組んでいる。死去や辞任により5議席が空席となっている。
民主党は生活費やガソリン価格の高騰を挙げ、生活コストの引き下げを選挙の争点にしている。ロイター/イプソスの先月の世論調査では、トランプ大統領の支持率は現在の任期で最低の34%に低下した。
ジェフリーズ氏は「トランプ氏は極めて不人気で、共和党は米国民の暮らしを良くすることに失敗した」と指摘。「方針を転換する代わりに、共和党の過激派は全国各地の選挙区の構成を変えようと画策している」と批判した。