[東京 12日 ロイター] - 川崎重工業は12日、2027年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年比1.7%増の1100億円と過去最高益となる見通しと発表した。航空宇宙システム、エネルギーソリューション&マリン、精密機械・ロボットなどの事業が好調で、増収効果や価格適正化が米関税政策によるコスト上昇などの影響をカバーする。
IBESがまとめたアナリスト14人のコンセンサス予想では、27年3月期の連結純利益の平均値は1060億円だった。
航空宇宙システムでは防衛省向けや民間航空機分担品の売り上げが増加、精密機械・ロボットでは半導体製造装置向けなどが増加する。
想定為替レートは1ドル=150円。中東情勢は6月末までに原油等の流通が正常化する前提としている。
27年3月期は年間40円の配当を予想。26年3月期は171円。26年4月1日付で1対5の株式分割を実施しており、それを基準に換算した26年3月期の年間配当は34.2円。