Steve Gorman

[ロサンゼルス 11日 ロイター] - 米司法省は11日、カリフォルニア州アルケイディア市の市長、アイリーン・ワン容疑者(58)が中国の外国工作員として活動し、中国政府のプロパガンダを拡散したとして、連邦法違反の罪を認めることに合意したと明らかにした。

同市はロサンゼルス近郊に位置し、中国系市民が多い。発表後、ワン容疑者は2月に持ち回りで就いた市長職を退き、市議も辞職した。

4月1日に提出され、11日に訴追状とともに開示された司法文書によると、ワン容疑者は司法省への届け出を行わずに中国政府の外国工作員として活動した重罪1件について、有罪を認めることに合意した。有罪になれば、最長で禁錮10年が科される。

ワン容疑者は2020年後半から22年にかけて、中国政府当局者の「指示と統制下」で中国に有利な宣伝活動を推進したことを認めたという。市議には22年に当選した。

具体的には、地元コミュニティー向けの報道機関を装った「USニュース・センター」というウェブサイトの運営に関与。中国政府当局者から、中国寄りの記事を同サイトに掲載するよう指示を受けて実行していたという。掲載記事には、新疆ウイグル自治区における少数民族ウイグル族への人権侵害に関する報道に反論する内容も含まれていた。

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