Ella Cao Trevor Hunnicutt Naveen Thukral
[北京/シンガポール 12日 ロイター] - 今週の米中首脳会談では中国が穀物や食肉の購入を拡大する農産物合意に至る可能性があるが、市場関係者によると、昨年10月の合意内容を上回る大豆の新規大量購入は見込まれていない。
農業は両国関係において比較的対立の少ない分野の一つだが、現在でも会談でどのような成果が得られるかについては依然として不透明な状況にある。交渉に詳しい関係者によると、ホワイトハウスは中国に対し、大豆やその他の農産物の購入について、より大きなコミットメントを求めている。
ホワイトハウスの当局者によると、米穀物商社カーギルのブライアン・サイクス会長らがトランプ大統領の訪中に同行する予定だ。
しかし、トレーダーやアナリストらは、需要の低迷やブラジル産という安価な代替品が存在するため、いかなる合意も限定的な内容にとどまる可能性が高いと指摘している。
その代わり、市場ではトウモロコシ、ソルガム、製粉用小麦に加え、牛肉や鶏肉に関する新たな取引が期待されており、その一部は3月のハイレベル協議で示唆されていた。
トランプ氏が政権に復帰する前となる2024年に、中国はこれらを約45億ドル分購入。120億ドルに達した大豆に比べれば大きく見劣りする。
中国商務省からはコメントを得られていない。