[シドニー 12日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が12日発表した4月の企業信頼感指数はマイナス24と、前月のマイナス29から小幅に改善した。中東戦争によるエネルギーコストの高騰が利益率と投資計画を圧迫する中、依然として低迷している。
3月は29ポイント低下し、月間低下幅としては史上2番目の大きさとなっていた。
4月の企業景況感指数は3ポイント低下してプラス3となり、2020年以降で2番目に低い水準を記録。4カ月連続の低下となった。
NABのエコノミスト、マイケル・ヘイズ氏は、「調査結果からは、価格の上昇と利益率への圧力が、事業活動や投資指標に影響を与え始めていることが示唆される。予約注文、設備投資、キャッシュフロー、雇用はいずれもここ数カ月で顕著に低下しており、それぞれの長期平均を大幅に下回っている」と述べた。
コスト指標は全て急上昇。仕入コストは四半期ベースで4.5%上昇し、販売価格の上昇率1.8%を大きく上回った。小売価格の上昇率は0.6%から3.2%に拡大した。