[12日 ロイター] - 英国の4月の消費支出がイラン戦争の影響で2024年11月以来初めて縮小したことが、12日に発表された調査で分かった。レジャーより生活必需品に支出を集中させたためという。

バークレイズによると、4月の同行のクレジットカードとデビットカードの利用額は、前年同月比0.1%減少、ホテルと旅行への支出が大幅に減少した。3月は0.9%増加していた。

英小売協会(BRC)が実施した別の調査では、イースター(復活祭)休暇によるゆがみがあるものの、先月の店頭支出は急激に減少した。

両調査とも、家計が財政面で慎重姿勢を取ったため高額商品への支出が減少したことを示した。

バークレイズの英国担当チーフエコノミスト、ジャック・ミーニング氏は「このデータは、貯蓄を積み増すなど、消費者が中東情勢によるショックに対応・適応していることを示している。国内外の不確実性が高まる中、消費者信頼感の低下は当然の現象だ」と述べた。

BRCによると、4月の小売売上高は前年比3.0%減少し、3月の3.6%増から反転した。ただ、復活祭の時期が昨年と異なることを考慮して3・4月を合わせると前年から1.5%増加した。

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