David Shepardson

[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦通信委員会(FCC)で唯一の民主党委員であるアンナ・ゴメス氏は11日、トランプ政権がメディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーと傘下のABCネットワークに対し、一連の広範な規制措置を通じて検閲を行っていると批判した。

ゴメス氏はディズニーのジョシュ・ダマロ最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡で、「ディズニーとABCが直面しているのは、偶発的に起きた一連の規制措置ではなく、検閲と統制を狙った持続的かつ協調的なキャンペーンだ。連邦規制当局としてのFCCの権限を武器化することで実施されており、自由で独立した報道機関と全てのメディアを屈服させることを目的としている」と指摘した。

FCCのカー委員長(共和党)は先月、ディズニー傘下のABC系列8局の放送免許について、異例の早期審査を命じた。

ディズニーの放送免許は2028年10月まで審査の予定がなかったが、ABCの深夜トーク番組の司会者ジミー・キンメル氏のジョークを巡り、同氏の降板をホワイトハウスがABCに求めたことを受け、FCCは直ちに審査を命じた。

カー氏はまた、ABCの昼のトーク番組「ザ・ビュー」についても、選挙候補者に対する連邦法上の「平等な放送時間」規則の対象となるとして調査を進めている。

ディズニーとカー氏は、コメント要請に応じなかった。

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