Kanishka Singh
[ワシントン 11日 ロイター] - 米国の科学者2000人以上が11日、米議会に公開書簡を送り、トランプ政権が解任した国家科学審議会(NSB)委員の復職を求めた。
政権が20人余りの委員全員を解任したことは、4月末に明らかになっていた。
科学者らは、中国が米国よりも研究開発に多額の資金を投資している現在、委員の解任は「米国の国際競争力と、基礎・応用研究に従事する能力に対する憂慮すべき攻撃だ」と指摘。解任は「唐突」だとして「深い落胆」を表明した。
1950年設立のNSBは、米科学財団(NSF)を監督し、科学技術政策について大統領と議会に助言する役割を担う。
トランプ大統領は2期目の就任以降、研究機関に圧力を加えている。こうした機関のトップに自身に近い人物を据え、政権に批判的な勢力を排除するのが目的だと専門家は指摘している。