[キーウ 11日 ロイター] - ドイツのピストリウス国防相は11日にキーウを電撃訪問し、ロシアのプーチン大統領がウクライナ戦争終結の可能性に言及したことについて、自身の弱さから国民の目をそらすための新たなごまかしである可能性があると述べた。
プーチン氏は9日、ウクライナとの戦争は終結に向かいつつあるとの認識を示すとともに、欧州における新しい安全保障の枠組みについて交渉する用意があるとし、交渉相手の候補としてシュレーダー元ドイツ首相の名前を挙げた。
ピストリウス氏は、プーチン氏が望めば自ら戦争を終結させることができると指摘。「私が間違っているよう願うが、これが新たなごまかしではないかとの懸念は常にあり、可能性は否定できない」と述べた。
また、「プーチン氏は最終的に、この手段により自身の弱さから国民の目をそらそうとしている。同氏は現在領土面でほとんど成果を挙げられておらず、ロシア軍は占領した領土を失い続けている」と述べた。
ウクライナとロシアは8日、米国主導による和平推進の一環として3日間の停戦に合意したが、双方が停戦違反を非難している。