John Kruzel
[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦最高裁は11日、南部アラバマ州の連邦下院選で黒人住民が多数を占める新たな選挙区を認めた下級審判断を覆す判断を下した。11月の中間選挙を前に、共和党が自らに有利な区割りに戻す可能性が高まった。
今回の判断で、アラバマ州の連邦下院7選挙区のうち、黒人有権者が多数派またはそれに近い割合を占める選挙区が現行の2から1に減る可能性が高い。
9人の判事で構成される最高裁は保守派が多数を占めており、リベラル派の判事3人は反対意見を表明した。
最高裁は先月末、南部ルイジアナ州の連邦下院選の区割りを巡る訴訟で、新たな区割りが人種を過度に重視しており、憲法が定める法の下の平等に反すると判断していた。
これを受けてアラバマ州は直ちに申し立てを行い、黒人多数派の選挙区が1つだけだった以前の区割りに戻すことを認めるよう求めていた。