インドネシア東部で起きた火山噴火で、行方不明になっていたシンガポール国籍の2人が5月10日に遺体で発見された。

ハルマヘラ島のドゥコノ火山は8日に噴火。噴煙が空高く噴き上がり、火口周辺は危険な状態となっていた。現地の救助隊がロイター通信に語ったところによると、2人の遺体は互いに抱き合った状態で、火口付近の噴石の下敷きになっていた。2人は噴火後に行方不明届けが出されていた。

現場は険しい地形で雨が降り続き、火山活動も続いていたことから遺体の収容は難航し、再び噴火が始まったことで収容はさらに遅れた。遺体は現地の病院に運ばれて検視が行われている。

捜索活動には約150人が出動し、熱探知ドローン2機が支援にあたった。捜索隊は、噴石や地盤の不安定化で特に危険とみなされた火口周辺から約100~150メートルの範囲を中心に捜索していた。

インドネシア当局によると、北マルク州の太平洋近くに位置するドゥコノ山は8日に噴火が始まり、火口から9000メートル以上の高さにまで噴煙が上がった。その後も規模の小さな噴火が続き、周辺は危険な状態になっている。

別の1人も遺体で発見
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