Ananda Teresia
[ジャカルタ 10日 ロイター] - インドネシア東部北マルク州ハルマヘラ島のドゥコノ火山噴火後、行方不明となっていたシンガポール人2人の死亡が10日確認され、死者は3人になった。捜索救助庁が発表した。
同庁責任者のイワン・ラムダニ氏によると、救助隊は噴火口の縁付近の岩の破片の下で、互いに抱き合った状態の遺体を発見した。
過酷な地形と降雨により遺体の収容作業は困難を極めたが、現在は地元の病院で検視が進められている。断続的な噴火も収容作業の妨げとなったという。
捜索活動には10日朝から約150人の人員と2機のサーマルカメラ搭載ドローン(無人機)が投入され、噴火口の縁から100-150メートルの範囲を重点的に捜索した。
ドゥコノ火山は8日に噴火を開始し、高さ10キロに達する火山灰を噴き上げた後も規模を縮小しながら噴火を続けている。9日には別に行方不明となっていたインドネシア人登山者1人の死亡も確認された。
捜索は既に終了した。噴火に巻き込まれながら生還したのはシンガポール人7人とインドネシア人10人。
インドネシア火山地質災害対策局は、10日までに少なくと4回の噴火を報告しており、そのうち1回は火山灰が1.3キロの高さまで達した。当局は警戒レベルを4段階のうち上から2番目(レベル3)に維持し、噴火口から4キロ以内での一切の活動を禁止している。