[ブダペスト 8日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングスは7日付のノートで、ハンガリーがユーロ圏加盟基準を満たすため有意義な措置を講じれば、同国のソブリン信用力は向上する可能性が高いものの、ユーロ導入への道のりは長くなる可能性があるとの見通しを示した。

4月12日の選挙で圧勝したペーテル・マジャル新首相は「予測かつ達成可能な」目標期日を設定してユーロを導入すると公約している。同氏率いる与党「ティサ(尊重と自由)」は圧倒的多数を占めており、必要な憲法改正が可能とみられている。

ただS&Pは、現時点でハンガリーが低インフレの維持、健全な財政、安定した為替相場、低水準の長期金利といったユーロ圏加盟の要件をいずれも満たしていないと指摘。「収れん基準を満たせばハンガリーの信用力に有益となる可能性がある」とし、ユーロ圏加盟によりバルト三国とクロアチアのソブリン格付けが最大2段階引き上げられたことに言及した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。