[ミラノ 10日 ロイター] - イタリアの高級ファッションブランド「ジョルジオ・アルマーニ」が、創設者でデザイナーだったアルマーニ氏の死去を受け、同社株式15%を3等分して売却することを検討しており、買い手には同氏が存命中に選定していた3社が候補に挙がっている。イタリア紙ラ・レプブリカが10日、情報源を明かさずに報じた。

報道によれば、ジュゼッペ・マルソッチ最高経営責任者(CEO)が売却に向けアドバイザー2人の選定に着手するとともに、事業計画を策定している。アドバイザーは今後、この5カ年事業計画を投資家候補と共有する見通しだ。

昨年9月に91歳で死去したアルマーニ氏は、同社株の優先譲渡先としてフランスの同業モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)、提携先のフランス化粧品大手ロレアルおよび「レイバン」ブランドを手がけるフランス・イタリア系大手眼鏡メーカー、エシロールルックスオティカの3社を指名していた。

アルマーニ氏の遺言に基づき、グループの株式15%の初回売却は死後12─18カ月以内に行うよう定められている。

こうした中で同社は、正式な売却手続き開始を前に、指定の3社に分割譲渡する方向で株式15%の3等分を検討しているという。

同社は報道についてのコメントを差し控えた。

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