[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は8日、人工知能(AI)モデル「ミュトス」を悪用したサイバー攻撃への防御策を検討しているものの、欧州の他の機関と同様、同モデルへのアクセス権がないため不利な立場にあると述べた。

スペインでのイベントで「ミュトスについては多くの議論がなされており、現時点では非常に派手で魅力的な話題となっている。残念ながら、アクセスが米国企業のみに限定されており、米国とその他の国々の間の公平な競争条件が損なわれている」と指摘。「ECBとしての立場から申し上げれば、悪意のある国家や悪意のあるアクターによってこのモデルが利用された場合に備え、どのような防御策を講じるべきか、その具体化に努めている」と付け加えた。

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