Aida Pelaez-Fernandez
[メキシコ市 30日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が30日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.8%減少した。アナリストらは、メキシコ、米国、カナダとの共催で6月に開催されるサッカーワールドカップ(W杯)北中米大会が成長をわずかに押し上げるとみている。
ロイター調査によるエコノミスト予想は0.5%減少だった。前期の確定値は0.9%増だった。
イタウ・ウニバンコのチーフエコノミスト、マリオ・メスキータ氏はノートで、「短期的な勢いはなお弱いが、堅調な国内需要とW杯による小幅な押し上げ効果に支えられ、緩やかな回復が見込まれる」と述べた。
イタウは、W杯で26年GDPが0.1ポイント押し上げられ、1.1%になると予想している。25年実績は0.8%だった。
ただアナリストらは、世界的な貿易摩擦が成長を抑制し、中銀の政策決定に影響するとみている。
キャピタル・エコノミクスのアナリストらは、来週の政策決定会合で25ベーシスポイント(bp)の利下げが行われる公算が大きいと予想。ノートで「過去には期待外れのGDPを受けて中銀が動いたことがある」と指摘した。