Simon Lewis

[ワシントン 28日 ロイター] - 米国務省は28日、トランプ大統領の肖像画をあしらった記念パスポート(旅券)を限定数発行すると発表した。

同省のピゴット報道官は声明で、パスポートは7月の建国250周年記念行事の一環として発行されると述べたが、パスポートにトランプ氏の肖像が掲載されることについては言及しなかった。

国務省が公開したイメージ図によると、パスポート内側のページにトランプ氏の肖像が掲載され、その向かい側のページには1776年の独立宣言調印の場面が描かれている。

ピゴット氏は「これらのパスポートには、カスタマイズされたアートワークや高精細な画像が施されるが、米国パスポートを世界で最も安全な書類としているセキュリティー機能は維持される」と述べた。

国務省当局者によると、首都ワシントンの旅券事務所でのみ入手可能で、郵送でパスポートを申請する人には交付されない。追加料金は発生しないという。

米造幣局も建国記念に合わせ、トランプ氏の肖像をあしらった記念金貨の発行を計画している。また財務省はドル紙幣にトランプ氏の署名を入れると発表しており、現職大統領が米国の紙幣に署名するのは初めてとなる。

トランプ氏は昨年初めに政権に復帰して以降、ワシントンの著名な建物や、計画中の海軍艦艇のクラス、富裕層外国人向けのビザプログラムなどにも自身の名前を冠してきた。

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