Shinichi Uchida
[東京 30日 ロイター] - 花王の臨時株主総会が30日都内で開かれ、香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントによる株主提案を否決した。花王の広報担当者が明らかにした。オアシスは、花王のパーム油などの調達を問題視し、サプライチェーン(供給網)の管理体制に関する調査担当者の選任を求めていた。
花王はオアシスの指摘を踏まえ審議した結果「内部統制システムに重大な不備を示す事実は認められなかった」とし、提案に反対していた。
長谷部佳宏社長は、提案の否決を受け「サプライチェーンの透明性と持続可能性の向上について、これまで示した具体的コミットメントを一つひとつ着実に実行していく」とし、今後はさらに実態を考慮し、現地の繁栄と企業の成長の両立をかなえる活動を進めるとコメントした。