[29日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは29日、米旅行予約サイト大手エクスペディア・グループと提携し、自社アプリ内でホテルを直接検索・予約できる新機能を発表した。配車に加え、旅行や飲食サービスなどの手配を単一のプラットフォームで完結させる「スーパーアプリ」の地位確立を狙う。
この提携により、米国のユーザーはウーバーのアプリ内で、エクスペディアの在庫を活用して世界中の70万軒以上のホテルを検索・予約できるようになる。提携の背景には両社の経営陣間のつながりもある。ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は2017年にウーバーに入社する前はエクスペディアを率いていた。
サブスクリプションサービス「ウーバー・ワン」の会員は、厳選された1万軒のホテルを対象に最低20%の割引が受けられ、さらに予約金額の10%が「ウーバー・クレジット」として還元される。
ウーバーは旅行関連サービスの拡充も図っている。6月からはウーバー・ワンの特典が海外でも利用できるようになる一方で、新機能「トラベル・モード」では現在地に応じた移動ルート案内や、飲食店・観光名所の推奨情報などを提供する。
また人工知能(AI)を活用した音声予約も展開している。
ウーバー・ワンの会員数は2025年第4・四半期時点で前年同期比55%増の4600万人に達している。