[カイロ/ガザ 28日 ロイター] - レバノン南部マジュダル・ズーンで28日、イスラエル軍による2度の攻撃があり、最初の攻撃後に負傷者の救助に向かった救助隊員3人を含む5人が死亡したと、レバノン保健省が発表した。

レバノン民間防衛隊の報道官はロイターに対し、隊員3人が2回目の攻撃後にがれきの下に閉じ込められ、その後死亡が確認されたと語った。レバノン軍はこれに先立ち、イスラエル軍による2回目の攻撃で兵士2人が負傷したと発表していた。

レバノンのサラム首相は、今回の攻撃を「イスラエルによる新たな明白な戦争犯罪だ」と非難した。

イスラエル軍はコメント要請に対し直ちに回答しなかった。

米国の仲介によるイスラエルとレバノンの停戦合意は敵対行為の大幅な縮小につながったものの、レバノンのイ​スラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの衝突はレバノン南部で依然として続いている。

また、パレスチナ自治区ガザでも同日、イスラエル軍の攻撃があり、保健当局者によると子どもを含むパレスチナ人5人が死亡した。医療関係者によると、ガザ南部ハンユニス東部でイスラエル軍のドローン(小型無人機)攻撃により9歳の少年が死亡したほか、ガザ市では車両を標的にした空爆により、4人が死亡した。

ハンユニスでの攻撃についてイスラエル軍は、停戦合意に基づくイスラエル軍の撤退ラインである「イエローライン」に接近し、イスラエル軍に脅威を与えた人物を標的にしたと主張。ただし、その人物に何らかの脅威があったことを示す証拠は示さなかった。

またガザ市での攻撃については「テロリスト」を標的にしたとしたが、こちらも証拠は示さなかった。

2025年10月のガザでの停戦合意後も、イスラエルはパレスチナ人に対し毎日のように攻撃を続けている。

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