[28日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は28日、インフレについては心配していないとした上で、経済にとって最悪のシナリオの一つはスタグフレーションのリスクだとの見方を示した。
ダイモン氏はノルウェー政府系ファンド主催の会議で「最悪のシナリオはスタグフレーションであり、その可能性をリストから外すことはできない」と指摘。「イラン戦争、世界の再軍備、世界のインフラ需要、米国の財政赤字など、インフレ要因は数多く存在する」と語った。
また、米国経済については心配していないとしつつ、サイバー攻撃のリスクと、イランやウクライナでの戦争を含む地政学リスクが経済にとって最大の脅威との見方を示し、「悪意ある勢力はサイバー攻撃を利用でき、脆弱性を見つける能力はますます強力になっていくだろう」と述べた。