[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツ政府は22日、米・イスラエルとイランの交戦による原油やガス価格の高騰を受け、2026年と27年の成長見通しを0.5%、0.9%とし、従来予想の1.0%、1.3%からいずれも下方修正した。一方、インフレ率は26年に2.7%、27年に2.8%とそれぞれ引き上げた。

ライヒェ経済相は「今年見込まれていた景気回復は、国際情勢によるショックによって再び阻害されている」と指摘し、イラン交戦がエネルギーや原材料の価格を押し上げ、家庭の経済的負担が増すほか、コスト高につながっているとの見方を示した。

輸出は27年に1.3%増、輸入は1.8%増と予測し、貿易黒字の縮小を見込んだ。

新型コロナウイルス禍以降、ドイツ経済は低調に推移している。保護主義的な貿易措置や経済の分断に加え、中国との競争激化やエネルギー価格上昇が輸出主導型の経済モデルにとっての課題となっている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。