[エルサレム 21日 ロイター] - イスラエル軍は21日、レバノン南部でキリストの十字架像を破壊したとして、兵士2人を戦闘任務から外し、30日間の軍事拘禁処分としたと発表した。

十字架に架けられたキリスト像をハンマーで叩き壊すイスラエル兵の画像が公開され、イスラエルの政治家、米国、教会指導者らから広く非難を浴びた。

画像はパレスチナ人記者、ユニス・ティラウィ氏が投稿したもので、パレスチナ自治区ガザでイスラエル兵の明らかな不当行為を捉えた画像も投稿している。

イスラエル軍の声明によると、調査の結果、兵士1人がキリスト教の宗教的シンボルを破壊し、別の兵士がその行為を撮影していたことが判明した。他に兵士6人が現場にいたが、制止するなどの行動はとらなかったという。

イスラエル軍は、像の交換に向け地元コミュニティーと協力していると説明した。イスラエル軍のエヤル・ザミル参謀長は、キリスト像の冒涜は容認できない行為だとし、道徳的失敗と非難した。

人権団体によると、イスラエル軍でこうした処罰が行われるのは比較的まれだという。

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