Kentaro Okasaka

[東京 22日 ロイター] - 三井住友銀行(SMBC)は22日、グローバルに事業展開する企業の決済・資金管理などを行うトランザクション・バンキング(TB)に関するサービス強化のため新ブランド「SMBC Connect」を立ち上げると発表した。

TB需要の大きい北米地域での6月の導入を皮切りに、欧米や中国、アジアにサービスを順次、広げていく計画で、決済・資金管理に使われる流動性預金の積み増しを図る。池田和矢専務は記者会見で、今後3年間に外貨預金が600億ドル(約9兆5600億円)、円預金は4兆円それぞれ増やすとの目標を掲げた。

利用企業の商流支援をする中で、為替取引やサプライチェーン(供給網)に関わる資金需要などを取り込むことも想定している。現在は海外に110人ほどいるトランザクションバンカーの数も3年で倍増させるという。

TB強化は、日系企業の海外売上高比率が増加し、国境を越えた資金管理の仕組みへのニーズが高まっていることが背景。SMBCの顧客企業が海外で保有する流動性預金は約1.6兆ドルに達する中、モバイルで利用でき、生成AI(人工知能)による意思決定支援も行う新ブランドを通じて「顧客のビジネスに伴走する」としている。

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