[オタワ 21日 ロイター] - カナダ政府は21日、宇宙ロケットの商業打ち上げを許可する方針を明らかにした。収益性の高い市場に参入し、産業を育成するとともに、米国への依存度を低減することがねらい。

カナダ領内から行われるロケットの打ち上げおよび再突入を政府が規制・監督できるようにする法案草案を公表。投資やインフラ整備を支援することも盛り込んだ。

運輸省によると、カナダは主要7カ国(G7)の中で唯一、打ち上げ能力を持たず、米国に依存している。

運輸省は「(この措置は)巨額の投資を呼び込み、高賃金の雇用を創出する。米国への依存を軽減し、400億カナダドル(約293億米ドル)規模に達する可能性のある商業打ち上げ・再突入産業を支援するだろう」とした。

カナダは先月、大西洋岸のノバスコシア州で計画されているスペースポートへの2億カナダドルの投資を発表。加盟国の打ち上げ能力ネットワークを構築することを目指す北大西洋条約機構(NATO)のイニシアチブへの参加も表明した。

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