Howard Schneider
[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏の承認公聴会が21日午前、上院銀行委員会で始まった。就任承認は、最終的には実現するとみられるものの、パウエル現議長の刑事捜査を巡る論争により遅れる見込みだ。
公聴会は冒頭でウォーシュ氏が証言を行い、その後、委員会メンバーからの質問が続く。
委員会と上院本会議での投票がいつ行われるかは不透明だ。委員会のメンバーである共和党のトム・ティリス議員は、米司法省がパウエル議長に対する調査を中止しない限り、ウォーシュ氏の指名を阻止すると述べている。
ただ、ティリス氏を含む共和党員は概してウォーシュ氏の指名を支持している。一方、民主党は、07年から09年の金融危機時にウォーシュ氏がFRBで果たした役割から、資産公開関連に至るまで、多くの問題を提起する方針。
ロイターが20日に確認した証言の準備原稿では、ウォーシュ氏は、金利決定を政治的圧力などから「完全に独立した」ものにすると誓うとともに、FRBはより「改革志向」になる必要があるとしていた。「FRBの権限に含まれる非金融問題については、政権および議会と協力していく」と誓った。
トランプ米大統領は21日、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名したケビン・ウォーシュ氏が、就任後すぐに利下げを行わなければ失望すると述べている。