子どもに学び続ける姿勢を見せる
──子どもたちは社会に蔓延する「お金が大事」というメッセージを無意識に吸収しているように感じます。私たち大人は、子どもに「お金」をどう教えていけばいいでしょうか。
教えるのではなく、一緒に考えればいいんじゃないでしょうか。大人だってわからないこともあるだろうし。これが数学とかだったら一つの答えがありますけど、お金はそうではないですよね。
お金ってそれぞれの生き方や価値観に関わることで、知識を与えるのとは違うわけです。「お小遣い帳をつけて計画的にお金を使おう」ってどれだけ言っても、親が放漫財政だったら説得力ないですよね。
だからどう教えるかというより、自分がどうお金を使っているか、自分がどうお金と向き合っているか、なのだと思います。「親の背中を見せる」という感じですかね。
──田内さんはお子さんにどんな背中を見せていますか?
この年になっても学び続けていることだと思います。お金に直接は関係しないですけど。僕にとってのお金は、生きていく中での道具ですから。
僕が優先するのは、自分が挑戦したいことをやるためにお金を使うことですね。何かの本か記事に「年をとっても学び続けることが大事」と書かれていたけど、その通りだと思っています。
次のページ