[ブラジリア 15日 ロイター] - ブラジル財務省は15日、2014年以降で初めてユーロ建て国債を発行し、総額50億ユーロ(59億ドル)を調達したと発表した。国際債券市場での起債としては過去最大規模だった。
内訳は2030年償還債(表面利率4%)が20億ユーロ、2033年償還債(同4.875%)が15億ユーロ、2036年償還債(同5.5%)が15億ユーロ。
応募総額は160億ユーロ超となり、募集額の3倍を超えた。
落札は約69%が欧州の投資家、9%がアジア勢で、ブラジルを含む中南米勢は約13%を占めた。
ブラジル財務省は今年1月、ユーロ建て債や初めてとなる人民元建てパンダ債など外貨建て国債の発行を段階的に増やすと発表。2月上旬にはドル建て国債を発行して45億ドルを調達した。
ワシントンで開催中の国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合に出席しているブラジルのドゥリガン財務相は記者団に「われわれは歴史的な資金調達を成し遂げた。われわれは大きな成功で欧州市場に復帰した。今年は新たな市場を探っていく」と述べた。
財務省によると、ユーロ建て起債のブックランナーはBBVA、BNPパリバ、バンク・オブ・アメリカ、UBSが務めた。