Gianluca Lo Nostro

[ブリュッセル 15日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は15日、EUのオンラインプラットフォーム向け年齢確認アプリの準備が整い、近く利用可能になると明らかにした。

ブリュッセルでの記者会見で、「欧州のルール執行を全速力かつ断固として進めている。子どもを十分に守らないオンラインプラットフォームには責任を負わせる」と述べた。

このアプリはモバイル端末とコンピューターの双方に対応する。パスポートまたは身分証明書をアップロードすることで匿名での年齢確認が可能になる。フォンデアライエン氏は「このアプリは親や教師、養育者にとって、子どもを守る強力な手段になる。子どもの権利を尊重しない企業は一切容認しない」と強調した。

英国やノルウェーを含む少なくとも12の欧州諸国では、ソーシャルメディア利用の最低年齢を設ける法律を制定したか、検討中だ。最低年齢は通常13─16歳に設定されている。

欧州委のビルクネン副委員長(デジタル問題担当)は同じ記者会見で、年齢確認が各国で確実に実施されるよう、欧州の調整メカニズムを整備する計画を明らかにした。

EU全体を対象とする拘束力のある法律はまだ制定されていないが、欧州議会は昨年11月、全加盟国でソーシャルメディア利用の最低年齢を16歳とするよう求める決議報告書を承認した。

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