Mubasher Bukhari Timour Azhari
[15日 ロイター] - サウジアラビアは、パキスタンに対し30億ドルの追加支援を行う。パキスタンのアラブ首長国連邦(UAE)への債務返済を支援することになる。
パキスタンは今月、UAEに対し35億ドルの返済を予定する。返済額は、外貨準備高の約18%に相当する。
パキスタンのアウラングゼーブ財務相は、サウジが、50億ドルの預金のロールオーバー期間延長に加えて、30億ドルの追加支援をすると記者団に述べた。
サウジのジャドアーン財務相は10日、パキスタンを訪問していた。サウジ財務省の報道官はロイターに対し、「サウジアラビアがパキスタンの国際収支を支援するため、30億ドルの預金供与に合意したことを確認できる」と述べた。
パキスタン財務省は声明で「アウラングゼーブ氏は、この支援はパキスタンの対外資金調達ニーズにとって極めて重要な時期に提供されるものであり、外貨準備高の増強と対外収支の強化に寄与するだろうと述べた」とした。また、パキスタンが「市場に対する義務および国際通貨基金(IMF)支援プログラムの下で」外貨準備高を維持することにコミットしていると説明した。
サウジはこれまで、パキスタンが経済的困難に直面した際に繰り返し支援に乗り出してきた。2018年には、パキスタン中央銀行への30億ドルの預金を含む総額60億ドルの支援パッケージを発表した。
パキスタンは、70億ドルのIMFプログラムに基づき、6月までに外貨準備高を180億ドル以上に引き上げることを目標としている。3月27日時点の外貨準備高は約164億ドルだった。