Stephanie Kelly Shadia Nasralla
[ロンドン 8日 ロイター] - 英石油大手シェルは8日、第1・四半期のガス生産見通しを下方修正する一方、石油取引利益の急増と短期的な流動性の悪化を示唆した。イラン紛争の影響を受ける。
第1・四半期の統合ガス生産量が日量約88万─92万石油換算バレルになりそうだと発表。従来は92万─98万石油換算バレルを見込んでいた。2025年第4・四半期は94万8000石油換算バレルだった。
シェルは3月中旬、攻撃による損傷でカタールにあるパールGTL(ガス・ツー・リキッド)施設での生産が停止したと発表していた。
また、四半期取引報告によると、短期流動性指標の運転資本は、在庫に打撃を与えた前例のないコモディティー(商品)価格変動を反映し、マイナス100億ドル─マイナス150億ドルの範囲に転じる見通し。シェルは、石油・ガス価格が下落すれば、運転資本の動きは時間とともに反転すると予想している。
石油取引を含む化学・製品事業のトレーディング成績は、ガソリンスタンドを含むマーケティング部門の調整後利益と同様、前四半期比で「大幅に増加」すると見込まれている。