[ロンドン 24日 ロイター] - 24日に公表された米シティ/市場調査会社ユーガブの3月の月次調査によると、英国市民のインフレ期待は大幅に上昇した。中東紛争の影響によるインフレ圧力の持続性を巡り、イングランド銀行(英中央銀行)が懸念を強める可能性がある。
短期的なインフレ期待は2月の3.3%から5.4%に急騰し、公式インフレ率が10%を超えていた2023年以来の高い水準を記録した。長期的な期待も3.6%から4.5%に上昇した。
シティの英国担当エコノミスト、カラム・マクラーレン・スチュワート氏は、ここ数カ月下振れ傾向にあった数値の反転が、中銀の金融政策委員会内でインフレ圧力への懸念を再燃させる可能性が高いと指摘した。
金融政策委は先週、政策金利の据え置きを全会一致で決定したばかりだが、一部の委員はエネルギー価格が高止まりする場合の利上げの必要性に言及した。そうなれば、停滞する英国経済へのさらなる打撃となる恐れがある。