[ワシントン 24日 ロイター] - 米労働省が24日発表した2025年第4・四半期の非農業部門の労働生産性(改定値)は年率換算で前期比1.8%上昇した。速報値の2.8%上昇から下方改定された。伸び率は市場予想の2.0%を下回った。ただ、基調は依然として堅調であり、企業による人工知能(AI)の急速な普及により押し上げられる可能性がある。
前年同期比では2.5%上昇となった。2019年第4・四半期以降、労働生産性は2.1%のペースで伸びている。
生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは4.4%上昇。速報値の2.8%上昇から上方改定された。ロイターがまとめた市場予想は3.5%上昇だった。前年同期比では2.4%上昇した。
25年通年では、労働生産性は2.1%上昇。単位労働コストは2.3%上昇した。
時間当たり報酬は6.3%増加。速報値の5.7%増加から上方改定された。前年同期比では5.0%増加、25年通年では4.5%増加した。
オックスフォード・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、マシュー・マーティン氏は「生産性の基調が堅調を維持し、今後賃金の伸びが安定・低下基調に向かえば、労働市場は短期的にはインフレ圧力の源泉にはならない」と述べた。