[パナマ市 10日 ロイター] - 中国の中遠海運控股(コスコシッピング)がパナマ運河入口に位置するバルボア港での操業を停止したと、現地紙ラ・プレンサが報じた。
バルボア港は、米国、中国、パナマの各政府が関わる1年に及ぶ紛争の中心となっている2港湾の一つ。今回の措置は1月下旬にパナマ最高裁が香港の長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)子会社の港湾運営契約を無効とする判断を下したことを受けたものだ。
マースクの子会社であるAPMターミナルズは最近、同港の暫定運営を開始。期間は最長で18カ月となっている。
ラ・プレンサが入手した顧客向け通知によると、コスコは空コンテナをパナマ・コロンにあるマンサニージョ国際ターミナルまたはコロン・コンテナターミナルに返却する必要があると述べた。
停止の理由や、この措置が一時的なものか恒久的なものかについては明記されていない。
コスコはロイターのコメント要請に応じていない。